【名前】Odette・e・Odile(オデット・エ・オディール)
【役柄】音者
【性別】???
【年齢】???
【音楽ジャンル】クラシック
【相性の良い楽器】声楽
【相性の悪い楽器】電鳴楽器
【性格】神経質で気難しく、また融通の利かない頑固者。美意識が高く完璧主義者で、彼女(基彼)の理想とする美しいモノや綺麗なモノを好む。反対に美しくないもの、汚物、騒音等に関しては吐き気を催す程の嫌悪感を抱いており、其れ等に関連する物事も同じように軽蔑している。名の元となったバレエ音楽の影響を強く受け過ぎた所為か、昼夜で人格が入れ替わるという非常に面倒な性質を持っており、昼は「オディール」と名乗る気の強い浪漫主義者、夜は「オデット」と名乗る口数が少なく大人しい虚無主義者へと変貌する。何方にしても酷い芸術家気質なのは変わらず、遠回しで劇口調のような語り口をする。良くも悪くも変人。箱入りなのか近代の文化に疎く、テレビやゲームを見た際には「箱の中に人が居る」等とベタな発言をする。絶望的な程に機械音痴。一人称は私。二人称はキミ、お嬢さん、少年。気に食わない人物に対しては小娘や小僧呼ばわりをする事も。
【容姿】腰程まで伸ばしきった白銀の髪を、後ろで緩く三つ編みや一つ結びにして黒いリボンで纏めている。長い睫毛で縁取られた切れ長の瞳は、紫水晶のような透き通った色彩。象牙色の肌、細く長い指、人形然としたかんばせ、細身ですらりとした体躯と言い、何処か人間離れした容姿。シルクの肌触りの良い詰襟のシャツに、胸元にはアメジストのブローチが付いたジャボ。袖が余る程にサイズが合っていない大きなベージュのキルティングコートを羽織り、肩口に襟が来るように金の鎖で留めている。下は黒のスキニー、足元は同色のヒールの高い靴。身長は170cm、ヒールの分をプラスすると175cmになる。左目の下に泣きボクロ。基本的に人の形であるものの、乱暴に扱われると腕や足が取れてしまったりする。触った感覚は完全に人間のそれと変わらないものだが、ひび割れたり千切れたりする謎。
【備考】なんだかよく分からない変人。青年であり淑女であり、何方かと言えばクラシックという”概念”の擬人化に近い。舞台音楽やオペラ等の声楽を好み、人目を偲んでこっそり観劇しに行く事もあるのだとか。
【誕生日】3/4
【SV】「オディール……君らの言葉では、私みたいなモノの事を〝音者〟と呼ぶらしいね。」「なんだい、この螺子が切れたような不協和音は!…あぁ……身の毛が弥立つね、音にセンスを感じない…。」「さて__若人よ。キミに夢はあるか?ずっとずっと大きな、強く想い描いたユメだ。キミにソレがもしもあると言うのならば__その夢、叶えろ!素晴らしい夢には、素晴らしい音楽には、きっと世界を変える力がある!…この私が言っているのだから間違いは無いよ。数ある星々の煌めきに勝らずとも劣らない、輝かしい新星さ!」/「静かな湖のほとり、月の揺り籠。…さてはて、私はオデット。私にも私が何者なのか分からないのだけれど、人ならざるものさ。」「〝アレ〟は交響曲だとか協奏曲だとか…豪奢で仰々しいものを好むけれど、私は夜想曲や小夜曲の方がずっと好きなんだ。似て非なる存在だからね、私達は。」「この世で最善の事は、産まれないこと。次善は一日も早く死ぬことである。__私もそう思うよ、惰性で生きているだけの醜い人生は嫌だ。一等美しい、至高の死を迎えたい……」