- 【乙ヶ三(オトガミ)地区】
某都北部に位置するかなり大規模な音楽研究特区。別名「音楽の街」。2000年代初頭に設置され、限界に近い集落があるだけの閑散とした土地だったものを人が絶えず賑わう豊かな場へと変貌させた。音者が初めて出現し、今尚唯一存在が確認されている土地でもある。 - 【音楽家】
音楽に触れている者。主に作曲家と演奏家に分かれる。
作曲家は曲を作る能力に長け、演奏家は楽器を奏でる能力に長ける。音者と共鳴する事が出来る素養を持った人間で、先行研究によれば演奏や調べを与えることによって音者に作用を与えるとも、音者から力を借りる事が出来るとも言われている。 - 【作曲家】
音楽を創り出す者。現役の演奏家に比べて楽器を演奏する技術的な側面は劣るが、旋律を生み出すことが出来る彼等の存在無くして演奏家も音者も存在することは出来ないだろう。 - 【演奏家】
音楽を奏でる者。曲を作り上げる能力は持たないが、己の楽器を操る技術に関しては一品級。実際に楽器を奏でることの出来る彼等の存在無くして作曲家も音者も存在することは出来ないだろう。 - 【音者】
音楽の化身。乙ヶ三音楽研究所によると「音楽家が紡ぐ音楽が実体を持って現れた」存在。姿形が人間に近しい者もいれば、全くかけ離れたものも居る。其々が己の核となる音楽の趣向を持っており、其れに基いた個性を持つとされる。音楽家に力を与えるとも、逆に力を奪うとも言われている。 - 【戦闘システム】
ダイスロールを用いて行う。事前の取り決めが無い限り1d100を振り出目の大きい方が先行となる。炉瑠の前に行動を宣言し、所定のダイスを振りその出目に則った行動を行う。体力が先に尽きた者を敗北者とする。ロストは通常戦闘では行われない。記載のあるイベント戦闘では、此の限りでは無い。 - 〈作曲家〉
初期体力は100。戦闘中に取れる行動として「楽器演奏による攻撃」がある。攻撃で与えられるダメージは1d30。相手からの攻撃による回避判定は1d100で振り50以下で成功。 - 〈演奏家〉
初期体力は100。戦闘中に取れる行動として「楽器演奏による攻撃」がある。攻撃で与えられるダメージは1d50。相手からの攻撃による回避判定は1d100で振り30以下で成功。 - 〈音者〉
初期体力は200。戦闘中に取れる行動として「楽器を操っての攻撃」「音楽家に対するバフ/デバフ付与」がある。攻撃で与えられるダメージは1d20。バフの場合は対象の音楽家の次の出目を音者が振った+1d20(回避の場合は-1d20)加算し、デバフの場合は対象の音楽家の次の出目を音者が振った-1d20(回避の場合は+1d20)減少させる。
- 〈属性ボーナス〉
相手のジャンル・楽器によって事前に選択した得手不得手によりボーナスが付与される。自分の得意ジャンル・楽器が相手の不得意なカテゴリに設定されている場合、+1d10の追加ダメージを得る。このダメージロールは、行動宣言の際にも「ボーナスロール」として宣言の上扱う事が出来る。